業務委託契約を結んでいたクライアントから、突然解約されることもあり得ます。もしクライアントから業務委託契約を解除すると通告された場合、フリーランス側はどう対処すれば良いのでしょうか。契約解除の通告があれば、まず業務委託契約書を確認しましょう。契約書の中に、契約解除に至る条件について記載されています。その項目の何に該当しているのかを、まずはチェックすることが大事です。

そして、クライアントとの話し合いの場を持つことも欠かせません。そこでもう一度契約解除の理由について、クライアントからきちんと説明してもらいましょう。直接話をすることで、誤解や意見の食い違いなどを解決できる場合もあります。また、話をすることで、契約解除の理由に自分も納得できるかもしれません。文書のやり取りだけで終わらせてしまうと、不満が残ったままになる恐れもあります。

中には、エージェントを通じて業務委託契約を結んでいるフリーランスもいるでしょう。その場合には、エージェントに相談するのもおすすめです。そして、エージェントを通して事実確認をしましょう。直接話をするのと比較して、ストレスも感じずに済みます。エージェントがクライアントと交渉することで、こちらに有利な条件で解約できるかもしれません。

場合によっては、スキルが足りていなかった、求める条件を満たしていなかったなどシビアなことを言われる恐れもあるでしょう。ですが、相手の理由を真摯に受け止めることで、フリーランスとしてステップアップできるはずです。